熊本大学発生医学研究所助教の白木伸明さんの論文です。
彼はES/iPS細胞培養の培地中のアミノ酸の役割に着目し、ES/iPS細胞と分化した細胞でのメチオニン代謝の大きな違いを発見しました。この発見は、未分化のES/iPS細胞のみを選択的に除去する方法の開発にもつながり、安全な再生医療への応用も期待される素晴らしい研究です。
Nobuaki Shiraki, Yasuko Shiraki, Tomonori Tsuyama, Fumiaki Obata, Masayuki Miura,
Genta Nagae, Hiroyuki Aburatani, Kazuhiko Kume, Fumio Endo & Shoen Kume
Cell Metab. 2014 Apr 15. pii: S1550-4131(14)00122-3.
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