神経薬理学分野(英名:Neuropharmacology)のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。私は、小野秀樹教授の定年退官後の後任として2013年4月1日に、熊本大学発生医学研究所より赴任しました。
もともと生化学・分子生物学分野の出身ですが、留学中に概日周期研究から睡眠研究を始めたことをきっかけに、ショウジョウバエを用いた神経科学・行動遺伝学の研究をしてきました。
また、内科医師・睡眠医療認定医として睡眠障害の診療も続けています。薬剤師養成課程が6年制に移行した時から、熊本大学で薬学部教育にも従事してきました。
私のグループは、2014年4月に熊本大学から赴任した講師の冨田淳先生を中心に、主にショウジョウバエをモデル動物として、睡眠と生物時計の研究を進めています。また、准教授の大澤匡弘先生のグループは、マウスを用いた行動薬理学を中心に、疼痛制御、代謝疾患と高次脳機能の研究を展開しています。そのため、マウスの種々の行動解析システムや、パッチクランプ装置、多点平面電極記録装置(アルファメドサイエンス
MED64)など電気生理学の解析装置、さらに、ショウジョウバエの行動遺伝学、分子細胞生物学まで、分子レベルから個体レベルまで、 広い範囲の技術を使って生体現象をカバーできる特徴があります。スタッフ3人と学生の力を合わせて、この分野の研究を推し進めたいと考えています。
私たちの研究室は、開かれた自由な雰囲気で研究できる環境を整えて、モットーは「研究は楽しく」「楽しくなければ研究ではない」です。 自分で考えて、好きな研究をしたいと考える方を歓迎します。なお、研究室の旧称は中枢神経機能薬理学(英名:CNS
Pharmacology)です。(2015年7月記載)
私の簡単な紹介は、前任地の熊本大学で取り上げて頂いた記事も、ご覧ください
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また、睡眠障害の啓発活動もしています。→睡眠障害相談室
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